野田市・柏市・流山市の外壁塗装は美装柳屋へ /【作業のご紹介】千葉県野田市T様邸・シーリング材撤去作業

皆様こんにちは、千葉県野田市・柏市・流山市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・外装リフォームを行なっております「美装柳屋」です。

 

昨日に引き続き、千葉県野田市T様邸の作業になります。

本日は、シーリング材撤去の作業の様子をご紹介します。

 

 

その前にまず、

「シーリング材は打ち替えた方がいい？」

「増し打ちは安価だけど、増し打ちでも問題ない？」

のご質問にお答えします。

 

シーリング材は基本打ち替えをオススメします！

 

一般的にシーリングの耐用年数は10年～12年と言われますが、建物の状態、シーリング材の種類、作業の精度よって、通常よりも劣化の進行が早い場合もあります。

 

シーリング材の経年劣化は、まずシーリングの表面に汚れが付き始め、シーリング部分の色が徐々に変わり始めます。

次にシーリング材に含まれる可塑剤が抜けて、シーリング材にひび割れが発生します。

更に劣化するとシーリング材が風化してしまい、ボロボロと目地からシーリング材が剥がれ落ちてきます。
シーリング材が剥がれ落ちてしまうと当然ですが、サイディングボード部分が反ってしまったり、腐食が始まったりします。

 

【基本は「打ち替え」がおすすめ】

コーキングが劣化したら、基本的には「打ち替え」を行いましょう。

「増し打ち」だけでは、建物の耐久性を高めることはほぼできないためです。

 

 

■ コーキングの「打ち替え」

「打ち替え」をしたコーキングの耐用年数は7〜10年、気候条件などで劣化しにくい環境下であっても長くて12〜15年前後です。

シーリング打ち替えとは、古くなったコーキング材を全て取り外し、完全に新しくするため、工事費は少々かかりますが、外壁の目地の隙間をしっかり埋めて防水性や柔軟性を確保できます。

 

■ コーキングの「増し打ち」

一方、既存のコーキング材の上から「増し打ち」する場合は、強度を失ってひび割れしてしまったコーキングを修復できるわけではありません。

また万が一、目に見えないコーキングの内側や裏側に、ひび割れや隙間ができていても気付きにくいという欠点もあるでしょう。

新しいコーキング材は、古いコーキング材となじむわけでもないため、せっかく増し打ちした箇所も、徐々に剥がれていってしまいます。

「打ち替え」と比べると、施工時間やリフォーム価格を抑えられるというメリットはありますが、コーキングは2〜5年程度しか持ちません。

 

例外的に「増し打ち」の方が適しているのが、窓やドアなどのサッシ周りのコーキングです。

 

サッシ周りを打ち替えようとしてカッターを入れると、奥にある防水紙を誤って切ってしまい、雨漏りを引き起こす可能性が高いからです。

 

このため、サッシ周りは古い目地撤去をしない増し打ちを行います。