野田市・柏市・流山市の外壁塗装は美装柳屋へ/【作業のご紹介】千葉県野田市住宅塗装・外壁塗装作業
2026/03/24
皆様こんにちは、千葉県野田市・柏市・流山市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・外装リフォームを行っております「美装柳屋」です。
前回に引き続き、千葉県野田市の住宅を塗装していきます。
今回は、モルタル壁の塗装作業風景をご紹介していきます。
モルタル外壁のひび割れを補修したあと、「このまま塗装すればどれくらい持つのか?」と聞かれることは非常に多いです。
見た目がきれいに直ると安心してしまいがちですが、実際の現場では“補修だけ”“塗装だけ”では不十分なケースも少なくありません。
特にクラックは再発することも多く、処理方法や塗料選びによって耐久性が大きく変わります。
今回は実際の施工経験をもとに、クラック補修後のモルタル壁がどこまで持つのか、よく使われるパーフェクトトップの実力、そしてやってはいけない「ひび割れ放置で塗装だけ」の危険性について、塗装屋の視点で正直に解説します。
クラック補修したモルタル壁は何年持つ?パーフェクトトップの実力と“塗装だけはNG”な理由
■クラック補修だけではダメな理由
まず最初に伝えておきたいのは、「クラックを埋めただけでは外壁は守れない」ということです。
モルタル外壁にできるひび割れは、乾燥や建物の動き、経年劣化などさまざまな原因で発生します。一度補修しても、その原因自体が解決していなければ、同じ場所や別の場所に再発する可能性があります。
よくあるのが、シーリング材でひびを埋めて終わりにしてしまうケースです。一見きれいに見えますが、紫外線や雨風にさらされることでシーリングが劣化し、防水性能は徐々に落ちていきます。
ここで重要になるのが塗装です。塗膜で外壁全体を保護することで、防水性を高め、クラックの再発リスクを抑える役割があります。つまり、補修と塗装はセットで考える必要があります。
■塗装込みでどれくらい持つのか
では実際に、クラック補修+塗装を行った場合、どれくらい持つのか。
これは使用する塗料や施工内容によって変わりますが、一般的には8年〜12年前後が一つの目安になります。
今回のテーマでもあるパーフェクトトップを使用した場合、耐候性は比較的高く、しっかり施工すれば10年前後は十分に期待できます。
ただし注意点があります。それは「下地処理の質で耐久年数が大きく変わる」という点です。
例えば、
・クラック処理が甘い
・下塗りが適切でない
・乾燥時間を守っていない
こういった施工だと、本来の性能は発揮されず、数年で不具合が出ることもあります。
現場感覚で言えば、「塗料の性能3割、下地処理7割」といってもいいくらいです。
■クラックは再発するのが前提
正直な話をすると、クラックは完全に止めることはできません。
建物は常に動いていますし、気温差や地震などの影響も受けます。そのため、どれだけ丁寧に補修しても、時間が経てば再発する可能性はあります。
ただし、再発しにくくすることは可能です。
例えば、
・Vカットしてしっかり奥まで補修する
・適切なシーリング材を使う
・下塗りにフィラーや微弾性材を使う
こういった施工を行うことで、ひび割れの追従性が高まり、再発のリスクを抑えることができます。
■パーフェクトトップは本当に万能なのか
次に、よく使われる塗料「パーフェクトトップ」についてです。
結論から言うと、万能ではありませんが、バランスの良い優秀な塗料です。
メリットとしては、
・耐候性が高い
・汚れにくい
・コストと性能のバランスが良い
特にラジカル制御型塗料という点が特徴で、紫外線による劣化を抑える性能があります。そのため、従来のシリコン塗料よりも長持ちしやすい傾向があります。
一方でデメリットもあります。
・弾性がそこまで高くない
・大きなクラックには追従しにくい
つまり、「ひび割れが多い外壁」に対しては、下地処理や下塗りでしっかりカバーしないと、塗料だけでは対応しきれない場合があります。
■他塗料との違い
モルタル外壁でよく比較されるのが弾性塗料です。
弾性塗料は伸びる性質があるため、クラックに追従しやすいのが特徴です。ただし、汚れやすかったり、膨れのリスクがあったりとデメリットもあります。
それに対してパーフェクトトップは、
・耐久性
・美観
・コスト
のバランスが良い塗料です。
現場では、
「クラックがそこまで多くない」
「全体的にバランス良く仕上げたい」
こういった場合に選ぶことが多いです。
■ひび割れ放置で塗装だけはNGな理由
これは強く言いたいポイントです。
ひび割れを放置して、そのまま塗装するのは絶対にNGです。
理由はシンプルで、塗装してもひびは消えないし、そこから水が入るからです。
実際にあったケースですが、クラックを処理せずにそのまま塗装した現場では、数ヶ月後には同じ場所にひびが再発し、塗膜も割れてしまいました。
見た目は一時的にきれいになりますが、中では劣化が進み続けています。
さらに悪いケースでは、ひびから水が入り、内部の下地を傷めてしまうこともあります。
■見た目だけ直しても意味がない
塗装はあくまで“保護”が目的です。
見た目をきれいにするだけなら、塗るだけでもそれっぽくはなります。でもそれでは長持ちしません。
重要なのは、
・クラックをしっかり補修する
・下地を整える
・適切な塗料で仕上げる
この3つをセットで行うことです。
現場で長持ちしている家は、例外なくこの基本がしっかりしています。
■実際の施工現場の話
今回の現場では、外壁全体に細かいクラックが多数あり、一部には深いひびもありました。
施工としては、
・クラックのVカット処理
・シーリング補修
・微弾性フィラーで下塗り
・パーフェクトトップで仕上げ
という流れで進めました。
特に下塗りには気を使い、ひび割れにしっかり追従できるようにしています。
施工後は見た目も大きく改善され、防水性も回復しました。
■まとめ
・クラック補修だけでは不十分
・塗装とセットで考える必要がある
・耐久年数は8〜12年が目安
・パーフェクトトップはバランスの良い塗料
・ひび割れ放置で塗装はNG
モルタル外壁は見た目以上に繊細です。正しい補修と塗装を行うことで、長く安心して住める状態を維持できます。
大切なのは、「とりあえず塗る」ではなく、「状態に合わせた施工をする」ことです。
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