瓦棒葺き屋根の塗装は下地処理が大切/野田市・柏市・流山市の外壁塗装は美装柳屋へ

皆様こんにちは、千葉県野田市・柏市・流山市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・外装リフォームを行なっております「美装柳屋」です。

今回は、瓦棒葺き屋根についてご紹介させていただきます。

「瓦棒葺き屋根」って聞き慣れない方もいらっしゃるかと思います。

まずは、瓦棒葺き屋根について説明していきます。

瓦棒葺き屋根のメリットには、以下のようなものがあります。

◾️ 軽量で耐震性が高い

◾️ 排水性が高いため雨漏りしにくい

◾️ 費用が比較的安い

瓦棒葺き屋根の素材としてよく使われている「ガルバニウム鋼鈑」は、金属の中でも比較的軽量な屋根材として有名です。

たとえば、地震が起きた際には、重量のある屋根材では倒壊のリスクが高くなりますが、軽量の屋根材では建物にかかる負担が軽減されて、そのリスクも低くなります。

瓦棒葺き屋根は、屋根の繋ぎ目が少ないことや、錆に強いガルバリウム鋼鈑を使っていることから、雨漏りが起きにくい傾向にあります。また、棟から軒までを凹凸の少ない１枚の屋根板で覆われているため、排水性が高いという特徴を併せ持ちます。

施工費用が比較的安いことも特徴です。瓦棒葺き屋根は、あらかじめ加工しておいた屋根材を取り付けて行くことで工事が完了するため、スレート屋根などよりも簡単に施工できるからです。できるだけコストを抑えたい場合は、瓦棒葺き屋根での施工を検討するといいでしょう。

一方で瓦棒葺き屋根には、以下のようなデメリットがあります。

◾️ 瓦棒（芯木）の腐食が懸念される

◾️ 遮音性や断熱性が低い

◾️ サビが発生する

瓦棒葺き屋根の土台として使われる「瓦棒（＝芯木）」の部分は、雨水を吸収しやすい特徴を持ちます。

一度軒から雨水を吸い込んでしまうと、瓦棒の腐食が急速に進み、屋根の劣化が早まる可能性があるでしょう。

腐食を放置しておくと、最悪の場合は強風で剥がれ飛ぶ可能性もあるため、注意が必要です。

瓦棒葺き屋根は、基本的に

「トタン」や「ガルバニウム鋼鈑」などの金属製の屋根材で作られるため、建物の中に熱を通しやすい傾向にあります。

気温が高い夏場は室温が高くなり、一方で気温の低い冬場は室温が低くなってしまいます。

金属製の屋根では、設置から時間が経過するとともにサビが発生してしまいます。

近年では「ガルバニウム鋼鈑」を使う場合が多いため、「トタン」と比較すればサビは発生しづらいですが、それでも完璧に防ぐことはほぼ不可能でしょう。サビを放置しておくと、雨漏りや倒壊の原因になる恐れもあるため、定期的なメンテナンスが必要となります。

それでは、瓦棒葺き屋根塗装の施工方法について施工事例をご紹介して行きます。