屋根塗装時の縁切りとは?タスペーサー工法で雨漏りを防いで綺麗な屋根に/野田市の屋根塗装は美装柳屋にお任せください

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屋根塗装時の縁切りとは?タスペーサー工法で雨漏りを防いで綺麗な屋根に/野田市の屋根塗装は美装柳屋にお任せください

2020/07/09

美装柳屋の柳下(ヤナギシタ)です。

この度の大雨により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。被害の全容が未だ明らかでない中、多くの方々が不安な時をお過ごしのことと思います。まずは身の安全を確保されますこと、そして一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 

少し前に情報番組〇ipのお天気予報士さんが梅雨明けが7月上旬かもしれません!と言っていたので梅雨明け間近?と思っていたのですが、最近の天気予報を見ていてもこの先一週間以上は雨マークがついてない日が無いです…。

塗装工事の工程も思うように進まず、お客様にご迷惑をおかけしてしまって心苦しく雨の日々を過ごしています。

そんな本日は雨模様が続いているので、屋根についてお話したいと思います(^^)

 

 

 

スレート屋根は塗装で劣化防止

スレート屋根

以前のブログで書かせていただいた事があるのですが、屋根は直射日光を浴び、風雨にもさらされる厳しい環境にあるため、外壁より塗り替えの重要性が高くなります。

和瓦は塗装の必要性はありませんが、「コロニアル」や「カラーベスト」と商品名でも呼ばれるスレート瓦は、セメントを板状にしたものなので、塗装が皮膜となって劣化を防ぐ役割が大きいのです。

 

コケが繫殖した状態

こちらの画像はコケがついてしまっている状態です。

防水効果が切れて、常に吸水した状態になると空気中に漂うコケの胞子が屋根に根付き、繫殖します。

コケが繫殖するとスレート自体をもろくしてしまいます。日が当たらない北面はコケの繁殖を多く見受けられます。

塗装の際は高圧洗浄できれいにコケを洗い流してから塗装をします。

劣化で割れてしまった状態

築10年以上経つと欠けてしまう事があります。

スレートのひび割れを放置していると、最終的に割れてしまいます。小さく欠けている場合は補修で済みますが、大きく欠けている場合はスレートの部分交換、数が多ければ塗装ではなくカバー工法や葺き替えが必要になります。

タスペーサー工法とは

縁切りとは、屋根の塗装が終わった後で隙間が埋まってしまった部分を、カッターやヘラ・皮スキなどを使って、屋根と屋根の隙間を開ける工法です。

 

「縁切り工法」はコストパフォーマンス的にも、塗ったところに後で切り口を作ってしまう点でも、あまりメリットのある工法とは言えません。

 

タスペーサーを使えば、縁切りをしなくても強制的に隙間を開けることが出来るので、縁切りより手軽に同じ効果を得ることができます。

縁切り・タスペーサーの効果は「雨漏りを防ぐ役割」「内部結露を防ぐ役割」があります。

屋根と屋根に間に隙間を作ると雨漏りをするのではないか?

と思われる方がいらっしゃると思います!

 

【雨漏りを防ぐ役割】

縁切り・タスペーサーをする最も大事な理由は雨漏りを防ぐためです。

雨水は、強風時・大雨など想定外の雨が降ったときには構造上屋根材の下にも入り込むものです。

ですから入った雨水をどうやって排出するかが重要です。

縁切りが必要な薄型化粧スレートの屋根材は表面に溝があり、この溝は屋根材の下に雨水が侵入した際に排出します。

しかし屋根塗装をすることでこの溝を塗料でふさいでしまう事があり、そうすると雨水の逃げ場がなくなるので屋根下地の腐食、雨漏りに繋がってしますのです。

 

【内部結露を防ぐ役割】

結露は物質の内側を外側の気温差が生じた際に発生します。

このことを屋根に当てはめて考えます。

建物内の暖かい空気は上昇する性質があり、天井を通して屋根裏まで上昇します。

一方屋根の外側は外気と接しているので日中は熱さに、それ以外の時間は寒さにさらされています。

屋根の内側が温まり、屋根の外側が冷える…これにより結露が発生します。

縁切りやタスペーサーで屋根に隙間を作らないと屋根裏で内部結露した水分がたまってしまい、中の断熱材や木材を腐らせてしまうのです。

 

今の梅雨時期やこれから来る台風に備えて屋根をメンテナンスしつつ綺麗な屋根にしたいと思ってる方がいらっしゃいましたら、お気軽に美装柳屋にご相談ください(^^)

美装柳屋では、現場調査からお見積書提出まで無料で承っております(*^^*)

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