折板屋根の塗装の必要性/メンテナンス方法とは
2023/05/29
皆様こんにちは、美装柳屋の柳下(ヤナギシタ)です😊
本日は、野田市にお住まいのS様邸の折板屋根塗装工事が完了しましたのでご紹介させていただきます。
そこで、折板屋根について少しご説明したいと思います(*´꒳`*)
皆さんは、「折板(せっぱん)屋根」という屋根をご存じでしょうか?
倉庫やプレハブ、工場などの建築物に使われていることが多い、金属の波型の屋根です。
一般的な金属屋根よりも形が複雑で様々な種類があるので、より丁寧な施工が重要になります。
折板屋根の特徴
■ 軽量で高耐久
折板屋根の素材の多くがガルバリウム鋼板です。
一般住宅でのリフォームでも注目されていますガルバリウム鋼板はトタン屋根よりも錆びにくい上に非常に軽く、建物への負担を軽減させることが可能なのです(^-^)
軽量な折板屋根で施工することで地震の揺れも軽減させ、倒壊防止・破損防止が期待できます!
■ 施工の自由度が高い
工場や倉庫に折板屋根が使用される大きな理由として、他の屋根材よりも長く施工することができます。
場合によっては100mを超える施工も可能で、運搬ができない場合は建設現場に機材を持ち込み成形させながら施工ができます。
また、わん曲加工をすることもできますので、その施工の自由度から東京ビックサイトや西武ドーム等にも折板屋根が使用されているのです(*´꒳`*)
■ 工期が短く施工費用も安い
折板屋根はタイトフレームと呼ばれる下地金具を用いることで、梁や母屋に直接葺く事ができるため野地板が必要ありません。
その分施工工程も材料も少ないため工期短縮も図る事ができコストパフォーマンスにも優れています。
折板屋根の種類
■ はぜ締めタイプ
防水性に優れている。
施工を屋根のみで行えてボルトも不要なので安値に工事ができる。
■ 重ねタイプ
屋根を重ねて施工するので、断面の強度が優れている。
■ 嵌合(かんごう)タイプ
ボルトが表面に出ないので美しい仕上がりになる。
■ 二重葺きタイプ
二重に葺いた金属の間に断熱材が入っている。
室内温度が保たれ、遮音性も高い。
■ わん曲加工
軒先が曲がっているので雨風」の侵入を防ぐことが出来る。
積雪なども落下しやすく水はけが良い。
など、折板屋根といっても様々な形があります。
折板屋根のメンテナンス方法
■ 塗装(塗り替え)
錆が発生しているような状態の折板屋根の場合には、
基本的には屋根塗装にてメンテナンスを行います。
通常の屋根と同じで、折板屋根だとしても塗り替えでのメンテナンスが必要となります。
■ カバー工法
カバー工法は、既存の屋根材の上から新たな屋根材を設置する方法になります。
折板屋根でも同様で、穴が開いており、雨漏りが起きているときに活用される工法になります。
■ 葺き替え工事
折板屋根の状態がひどい場合や、そのほかのメンテナンス方法で修復が難しい場合には、葺き替え工事になります。
大規模な工事となるだけでなく、費用も高くなりますが、綺麗に仕上がりますし、耐用年数的にも新築時と同様となるのが特徴です。
※ 今回のS様邸では、錆や汚れがこびりついた状態はなかったので、ケレン作業はしませんでしたが、錆や汚れ等がある場合には、スクレーパーやグラインダー、やすりなどを使いケレンを行います。
今回は、折板屋根塗装のご依頼でした😊
普段は、屋根よりも外壁の方が目に見えて状態を確認することが多いと思いますが、見えない箇所の屋根は、一年中直射日光に当たり、雨風にさらされているので、ご自身が思っているよりも状態が悪くなっている場合があります。
折板屋根は一般的には、戸建ての建物には使用されていることが少ないですが、ガレージや倉庫などに使われていることが多いので、錆や穴が開いてしまう前にしっかり状態を確認し早めの塗装工事をオススメします(*´꒳`*)
今回、使用しました塗料は、
関西ペイントの「アレスダイナミックルーフMUKI」 色番号【スチールグレー】になります。
太陽光パネルがありましたが、狭い箇所もハケや小さなローラーなどを使いしっかり塗装させていただきました♪
こちらのS様のように、屋根のみの塗装も美装柳屋にお任せください(*´꒳`*)
これから、梅雨や夏の台風の季節になります。
屋根や外壁の診断は、外壁診断士の資格を持つ美装柳屋へお任せを!
何も問題なければ無理な塗装工事は、お勧めしませんので、ご安心ください(^^)
美装柳屋では、野田市・柏市・流山市を中心に、関東エリア全域で、住宅塗装・外壁塗装・屋根塗装・シーリング打ち替え工事からベランダ防水工事や屋上防水工事まで、幅広くお仕事を承ってます😊
現場調査からお見積書提出まで完全無料でお見積り金額をお出ししますので、お気軽にメール・電話をしてくださいね♪