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ALC外壁について/ALC造に多いシート防水のメンテナンスもご説明します

2023/04/07

皆様こんにちは、美装柳屋の柳下(ヤナギシタ)です😊

本日は、東京都新宿区にお住まいのW様邸の、外壁塗装・屋上シート防水の施工が完了しましたので、ご紹介させていただきます。

 

こちらの外壁はALC外壁材・屋上シート防水になります。

そもそも、ALC外壁とは?と言う事で、少しALCについてお話しさせていただきます。

 

【ALC壁とは?】

ALCは、100年以上も前からドイツやスウェーデンなどのヨーロッパで作り続けられている外壁材。(Autoclaved Lightweight Conncrete)の頭文字をとった呼称です。

ペースト状にしたケイ石・生石灰・セメントに発泡剤を添加し、気泡の発生した物を高温・高圧蒸気釜で10数時間焼き固めた軽量の気泡コンクリートです。

 

【ALC壁の特徴】

■ 耐火

■ 強度

■ 遮音

■ 遮熱

があげられます。

 

耐火性においては国土交通省にも不燃材料として認定されており、ALC外壁の住宅は火災保険料が安くなるというメリットもあります。

 

【ALC壁のメンテナンスの必要性】

■ 継ぎ目が多い

サイディング・横幅910〜1000mm

ALC・横幅305〜610mm

設計の自由度を高めるために、小さめに設計されています。

継ぎ目が多ければ多いほど、そこからの漏水リスクが高まります。

もちろん雨水の侵入を防ぐため、板間の継ぎ目にはシーリングを施工しますが、定期的な目地のメンテナンスを怠ると、雨漏りの危険性が高まります。

 

■ 2次防水がない

サイディングで施工した住宅の場合、外壁の内側には透湿シートが張られています。

多少の漏水があっても、雨水がすぐに浸透するわけではありません。

しかし、ALCの場合は、基本的に透湿シートは施工しないため、クラックの発生やシーリングの劣化は雨漏りに直結してしまう可能性が高いのです。

 

シーリングの劣化が起こるのはサイディングも同じですが、ALC外壁にとってシーリングは最重要と言えるメンテナンスになります。

サイディングよりも念入りな注意が必要になります。

 

今回、新宿区W様邸で使用しました塗料は、

外壁・日本ペイントのラジカル制御形塗料 パーフェクトトップ

屋上・シート防水 ダイトップ

になります。

 

 

 

 

施工前・施工後

before

after

高圧洗浄作業

シーリング(コーキング)工事

プライマー塗布

シーリング打ち込み

なびき作業

外壁塗装

下塗り

中塗り

上塗り

※ 下塗り画像

古いシーリング(コーキング)の所からひび割れが発生していました。

新しくシーリング材を打ち込みひび割れを補修しました。

陸屋根には必須の防水工事

凹凸や障害物のない平坦な陸屋根に用いられることが多いのがシート防水です

 

その名称のとおり、防水性のあるシートを陸屋根に敷き込み、それによって漏水を防ぎます。

多くの屋根は勾配をもち、受け止めた雨を雨どいへと誘導し、雨水を適切に地上へ排出するようになっています。

ですが、マンションや、戸建てにも採用されている「陸屋根」では、勾配がほとんどありません。

勾配のある屋根と比較しても水が溜まりやすく、排水性が低いと言わざるをえません。

結果、建物内部への漏水や雨漏りといったリスクが付きものです。

そのため陸屋根には建物内部への漏水や雨漏りを防ぐために防水工事が必須となるのです。

屋上シート防水工事

防水シート(こちらはゴムシートになります)は、シートを張り合わせる工法ゆえに、結合部などから剥がれだし、最終的には雨水が侵入をしてしまう事態に。

コーキングで補修し、切れ目から雨水の侵入を防ぎます。

 

下地補修し、トップコートを塗布します。

トップコートの耐用年数は5〜10年程度になりますので、トップコートの傷みはその下のゴムシートの傷みにも繋がります。

定期的に点検し、傷みが出始めたら、すぐにでもトップコートを塗り直してあげることが防水層を守る事になります。

シート防水施工前・施工後

before

after

出窓天場塗装

1回目塗装

2回目塗装

霧よけ塗装

1回目塗装

2回目塗装

換気フード塗装

1回目塗装

2回目塗装

雨樋塗装

1回目塗装

2回目塗装

今回のW様邸では、もともとのお色味と変えずに施工させていただきましたが、明るい仕上がりになり、W様がご心配されていた外壁のひび割れも全て補修させていただきました😊

 

今回使用しました塗料は、

外壁・日本ペイントのラジカル制御形塗料 パーフェクトトップ 25-75A

屋上防水・ダイトップ

付帯部(換気フード・霧よけ・出窓天場)・ファインシリコンセラUV 15-30B

になります。

 

ダイトップは、皮膜強度が大きく耐久性・耐候性・防水性に優れた、露出防水層の保護仕上げ塗料です。

 

ALCパネルを使用したお住まいの場合、鉄骨造が多く、屋根の構造が屋上になっているかフラットな陸屋根になっていることが多い傾向にあります。

陸屋の防水層が劣化をしてしまえばALCパネルに関係なく雨漏りを起こし、室内の湿度に影響し、結果的にALCパネルの外壁に悪影響となるため、バルコニーやベランダなどと併せて注意が必要です。

 

屋根の防水とALCパネルの外壁塗装はまとめて工事がおすすめです(^-^)

 

美装柳屋では、野田市・柏市・流山市から関東エリアで、住宅塗装(外壁塗装・屋根塗装)・ベランダ防水工事・屋上シート防水工事から、雨樋交換・シーリング工事など外装リフォーム全般お仕事させていただいてます。

 

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