外壁塗装は3回塗り?4回塗り?一級建築施工管理技士が解説します!/野田市の外壁塗装は美装柳屋へ

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外壁塗装は3回塗り?4回塗り?一級建築施工管理技士が解説します!/野田市の外壁塗装は美装柳屋へ

2024/02/27

外壁塗装って何回塗るの?

目次

    外壁塗装は何回塗りがいいの?

    外壁塗装の工事内容をインターネットで調べている方や、実際に塗装業者やリフォーム会社にお見積もりを依頼した際に、「外壁塗装は3回塗ります」という会社、「弊社は3回ではありません、4回塗りです」という会社があり、疑問に持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

     

    その疑問を「一級建築施工管理技士」「外壁診断士」資格者のスタッフがご説明します😊

     

    では、どちらが正解かと言いますと…

     

    塗装に必要なのは回数ではないのです!

     

    まず3回塗りの詳細をご説明します。

     

    一般的な塗装の段階は

    「下塗り」

    「中塗り」

     

    の3回塗りです。

     

    このうち「下塗り」は上塗りで使用する塗料に合った下塗り専用の材料を使用します・

    既存の外壁と、中塗り塗料・上塗り塗料の密着を良くしたり、吸い込み止めの役割、金属製の場合は錆止めの役割などがあります。

     

    仮に「下塗り」を行わないと剥離しやすく、また「中塗り・上塗り」の塗料を壁がどんどん吸い込みます。

    吸い込みが多いと、仕上がりがムラだらけになったり、必要な厚みがつかず求められる耐候性がありません。

    ですので、「下塗り」は大切な工程なのです。

     

    次に「中塗り」「上塗り」ですが、この二つの工程は、一部例外を除き、同じ塗料を使用する事がほとんどになります。

     

    ではなぜ、2回同じ塗料を塗るのか?

     

    それは、先ほどもお話ししました「必要な厚み」をつけるためです!

     

    外壁に塗装をする事で、外壁が守られる理由は、塗料が塗膜となり紫外線などを外壁材から遮断する事で、躯体そのものが痛みにくくなります。

     

    その『塗膜の厚み』がある程度必要となりますが、薄すぎると紫外線による塗膜の劣化が進んだ時に、躯体まで届いてしまう期間が早くなります。つまり耐候性が想定よりないことになります。

     

    「では厚く塗膜をつければいいのでは?」と思う方もいらっしゃいませんか?

     

    厚く塗膜をつけすぎることを「過膜厚」と言います。

     

    これにより塗膜が割れを起こす危険性があります。

    塗膜が割れることにより、外壁の耐久性もなくなり、外壁そのものにひび割れが起き、そこから雨水や紫外線が躯体まで侵入し傷みの原因となってしまいます。

     

    結論は、「適性膜厚」が求められ、それを実現するのに「3回塗り」が推奨されているのです。

     

    塗料の説明書やカタログには、塗り回数や乾燥時間、使用量などが記載されています。

    塗装業者の中には、「昔からこのやり方だ」「新人の時にこのやり方を教わったから」っといって、塗料の説明書通りに施工しない職人さんは沢山いることは事実です。

     

    ですが、工事全てにおいて施工方法がきっちり定めれれているのです。

     

     

     

    2回塗り、4回塗りの塗料もある!

    「密着」「吸い込み止め」「適性膜厚」については、重要という事がご理解いただけたかと思います。

     

    ですが前述の中で、「一部例外を除き」と記載しました、そちらをご説明します。

     

    例えば関西ペイントさんの「パワーMレタン」は、鉄部などに塗れる塗料なのですが、錆止め機能を有した上塗り材のため、これを2回塗りするのが基本の塗料です。

     

    一方、フッ素系の塗料などでは、金属に塗る場合4階塗りの場合があります。

    これも理由は必要な膜厚をつけるためで、下塗りの錆止めを2回塗りし、中塗り・上塗りを工程で塗装します。

     

     

    たくさん塗れば良いわけではない

    お見積もりを提出したお客様からのお問い合わせで「他社さんの見積もりを拝見したところ、4回塗り、5回塗りがいいのでは?」とご質問をいただいたことがあります。

     

    確かに、これだけの回数を塗らなければならない仕様の塗料もあります。

     

    しかし、本来3回塗りで機能を発揮する塗料を4回5回と塗ることは意味が違います!

    考えられるのは「過塗膜」か「薄塗りで5回塗って適性塗膜にした」どちらかになるかと思います。

    前者であれば割れの原因になりますし、後者であれば不必要な手間を余計にかけただけでコストの無駄です。

    大切なのは適性な仕様

    お見積書で確認する際に、

    塗り回数が少ない場合は「下塗りや中塗りを抜いてないか?」「必要な塗膜を確保できるのか?」

    塗り回数が多い場合は「余計な手間をかけてコストを上げていないか?」「過膜厚では無いか?」

    を確認することをオススメします。

     

    3回塗りが絶対ということはありません。

    なぜ使用する塗料が「○回塗り」なのか?をしっかり理解し、適正な塗装工事をしてください😊

    「一級建築施工管理技士」「外壁診断士」資格者だからこそ、不要な工事や、不必要な作業かどうかの判断がつきます。

     

    美観を美しくするのが塗装工事といった昔のイメージから、外壁を保護する・躯体を守る塗装工事をしつつ美観も綺麗に仕上げる施工と変わってきています。

     

    それは、日本の建築技術は高く、メンテナンスをしっかりしていれば長い年月保つ事ができる建物になっているからです。

     

    お客様が安心して住めるメンテナンスやご満足いただける美観をご提供するため、美装柳屋では補修方法や塗料の施工方法など、日々メンバー全員で共有しています😊

     

    お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください✨

    美装柳屋では、野田市・柏市・流山市を中心に、関東エリアでは千葉県・埼玉県・茨城県・東京都と幅広いエリアにて、住宅塗装(外壁塗装・屋根塗装)シーリング打ち替え工事・ベランダ防水工事から、屋根工事や雨樋修理、エアコンの配管カバーの取り付けや網戸の張替えまで、外装リフォーム全般承っております。

     

    ご相談・現地調査・外壁診断・ドローン屋根点検・お見積書提出まで、無料です😊

     

    また、お見積書提出後のしつこい営業は一切いたしません!

    塗装業者やリフォーム業者の悪質な会社も報道されています。どこが安心かわからななどお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ美装柳屋のブログをご覧ください。

    作業内容や、お客様アンケートなど載せていますので、どんな会社かわかっていただけるかと思います。

     

    塗料のご相談や、訪問業者から不安なことを言われたなど、小さなご相談もお気軽にお問い合わせください(*´꒳`*)

     

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