ベランダ防水のFRPとは?/野田市・柏市・流山市の外壁塗装は美装柳屋へ

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ベランダ防水のFRPとは?/野田市・柏市・流山市の外壁塗装は美装柳屋へ

2024/03/08

ベランダ防水のFRPとは?

防水工事の中には、FRP防水と呼ばれるものがあります。

FRP防水は、どのような防水工事なのでしょうか?
今回は、FRP防水の基礎知識や劣化症状など詳しく解説します。

 

目次

    FRP防水とは?

    まずはFRP防水がどのようなものかについて、解説します。

    まずFRPという言葉を聞いても聞き慣れない言葉かと思います。

    FRPとは、「Fiber Reinforced Plastics」の略です。

     

    FRP防水では、ガラス繊維の含まれたシート状のプラスチック樹脂を下地に貼ります。

    高い防水性と強度などから、ロケットの防水材として使用されることもあります。

    身近なところでは、バスタブや自動車のボディにも使用されています。

     

     

    FRP防水に向いている施工箇所

    FRP防水は、以下のような場所の施工に向いている防水工事です。

    ベランダ

    FRP防水は、広い場所に向いていないのですが、ベランダサイズの場所には最適な防水工事です。

    耐久性があり軽量なので、古い建物のベランダでも安心して施工できます。

    マンションの廊下

    FRP防水は、マンションの廊下や通路などの施工にも向いています。

    摩擦や重みに強いので、人が頻繁に行き来する場所でも安心して施工できます。

    下地がコンクリートで狭い場所

    上記で紹介した以外にも、FRP防水は下地がコンクリートで狭い場所の施工に向いています。

    下地が木材の場合は、湿気や乾燥で形状が変化するので、防水層にひび割れが起こりやすくなるため向いていません。

    FRP防水のメリット

    軽くて強度が強い

    FRP防水は軽くて強度が強いので、耐震性があることもメリットです。

    また耐薬品性もあるので、プールなどの防水工事として行われることもあります。

    重歩行性の防水工事

    FRP防水は強度が強いだけではなく、重歩行性があるので、人の往来がある場所でも施工可能です。

    人だけではなく車の走行にも耐えられますが、狭い場所での施工向きの防水工事なので、屋上の駐車場などの施工には向いてません。

    硬化が速いので工期が短い

    FRP防水は、硬化が速いので工期が短く済むというメリットもあります。

    防水工事には長くかかるものも多いですが、FRP防水の場合は、1〜2日で終了することが多いです。

    ムラなく均一に仕上げられる

    FRP防水は、同じ液状の樹脂を塗布する工事ですが、ウレタン防水に比べるとムラになりにくいメリットがあります。

    またシート防水のように継ぎ目もできないので、シームレスな防水層の形状が可能です。

    FRP防水のデメリット

    コストがやや高め

    FRP防水は、他の防水工事に比べると0、コストがやや高めなのがデメリットです。

    ウレタン防水の相場価格が3,000〜7,500円/㎡であるのに対して、FRP防水は4,000〜8,000円/㎡となっています。

    シート防水に比べるとさらに割高になるので、コスト面ではあまり優秀ではありません。

    木材への施工には不向き

    FRP防水は耐久性には優れていますが、あまり伸縮性がありません。

    そのため、木材のような湿度によって伸縮してしまう素材には不向きです。

    下地が伸縮すると、防水層にヒビが入ってしまう可能性もあります。

    紫外線に弱い

    FRP防水のデメリットとしては、紫外線に弱いこともあげられます。

    紫外線の弱さをカバーするために、トップコートを塗布しますが、このトップコートを5年に一度程度塗り替える必要があります。

    ベランダに防水工事を施すタイミング

    ベランダの床面の防水層に劣化が見られる場合、防水工事が必要となります。

    ただ、一言にベランダと言っても、置かれている環境はさまざまです。

    状況によって劣化の進行が異なるので、一概に何年に一度ということはできません。

     

    例えば、南向きのベランダは紫外線の影響を大きく受けますが、北向のベランダはそこまで紫外線の影響は受けません。

    当然、紫外線の影響が大きい南向きのベランダの方が劣化が激しく、早めのメンテナンスが必要なのです。

     

    また、ベランダの形状によっても劣化の進行具合は異なります。

    屋根がついていれば、多少は雨の影響を防ぐことができますが、雨ざらしならそれだけ劣化は進みます。

    ということは、軒の長さも劣化の進行に影響してきます。

     

    また、地域によって環境も大きく異なるでしょう。

    湿度が高く雨の多い地域では、それだけ劣化が早くなってしますのです。

     

    このように、ベランダの防水工事を実施するタイミングは、建物ごとによって異なります。

    そのため、劣化の進行具合から判断んして、正しいタイミングを見極めることが必要です。

    ベランダに防水工事が必要となる劣化のサイン

    ベランダが原因となる不具合を防ぐためには、適切なタイミングでメンテナンスを実施しなければなりません。

    そのためには、劣化が進行しているサインを見逃さないことが重要となります。

     

    以下のような兆候が見られるなら、防水層がダメになっている可能性が高いと言えます。

    ■ 表面のひび割れ


    表面に髪の毛1本くらいの細くて薄いひび割れが複数ある場合は、トップコートにひび割れが発生している可能性があります。

     

    トップコートは、FRP防水層を紫外線から守るためにあるので、劣化の初期症状として現れやすいです。

     

    急を要するものではありませんが、放置していると、耐用年数よりも早く劣化してしまう可能性があります。

    ■ 表面の色が変わる

     

    太陽の紫外線や雨の影響や日常生活で人が歩いたり、物を置いていたりなど摩擦で少しづつ表面が剥がれてきます。

     

    すると、サビのような色が表面に現れることがあります。

     

    これは経年劣化と摩擦でトップコートが剥がれて、防水層が見えてしまっている状態になります。

     

    このままにしていると、さらに劣化が進んで、雨漏りの原因となる可能性があるため、業者に相談しましょう。

    ■ 浮き・剥がれ

     

    浮きや剥がれは、FRP防水層の下地に水分が含まれているか、密着不足の場合に発生します。

     

    一部分であれば、密着不足の可能性が高いですが、全体的に浮きや剥がれがある場合は、下地に何らかの不具合が発生している可能性があります。

     

    雨漏りの一歩手前まで近づいているかもしれません。すぐに業者に調査を依頼することをおすすめします。

    FRP防水の補修方法

    FRP防水の補修方法は大きく分けて3つあります。

    ■ トップコートの塗り替え

    FRP防水層の表面を整えて、新たにトップコートだけを塗り直す方法です。

     

    FRP防水の施工をしてから5年目くらい経っている場合は、トップコートの塗り替えを行いましょう。

     

    その他にも表面のひび割れや表面の色が変わるなどの症状があれば、トップコートの塗り替えを検討しましょう。

    ■ 部分補修

    不具合箇所のFRP防水層だけを取り除いて、新たにFRP防水層を作る方法です。

     

    浮きや剥がれが一部だけある場合などに採用されます。

    ■ 全体補修(張替え)

    既存の防水層の上に新たにFRP防水を施工する方法です。

     

    全体的な劣化が見て取れる場合や耐用年数が10年以上超えている場合に採用されます。

     

    下地に問題がある場合は、既存の防水層を剥がして下地を補強してからFRP防水を施工することもあります。

    FRP防水の防水塗装の施工事例

    FRP防水の塗り替えの施工事例をご紹介します。

    高圧洗浄機を使いしっかり汚れやコケ、藻などを洗い流します。

    下地調整をし、プライマーを塗布します。

    プライマーとは防水材の下塗りになります。

    FRP防水のトップコートを塗布します。

    壁の立ち上がりの部分はハケを使い丁寧に塗っていきます。

    まとめ

    今回は、FRP防水についてご紹介しました。

     

    ベランダやバルコニーの下に位置する箇所が屋内の場合は、防水層の劣化から雨漏りや漏水のリスクの危険性があるので、劣化症状がある場合は、防水塗装工事を早めに検討することをおすすめします。

     

    ベランダやバルコニーなどの状態によって、補修方法は変わってきますので、ご自宅に合った補修方法を信頼できる業者さんと相談して決めるようにしましょう。

    美装柳屋は、野田市・柏市・流山市を中心に、関東エリアでは千葉県・埼玉県・茨城県・東京都と幅広いエリアにて、住宅塗装(外壁塗装・屋根塗装)シーリング打ち替え工事・ベランダ防水工事から、屋根工事や軒天井張替え、エアコンの配管カバーの取り付け、網戸の張替えまで、外装リフォーム全般承っております。

     

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